真木農園
999-3521 山形県西村山郡河北町大字田井36 Fax 0237-73-3980 E-mail cherry-tm@hinanet.ne.jp 

真木家の小さな台所での一コマをご覧ください。ズーズー弁がたくさんでますよ。

母ちゃんの家があだらすくなったよー

母ちゃんの家もいよいよ雨漏りがすて、
風呂さはいっどぎ傘さしてはえらんなねぐなった。
すすがやねがらおちる。
からすがかやつついでやねなぐなた。

困った困った

づんつぁ(じいちゃん)は「萱かるうづいえはたてね」ていうす、
づんつぁもとすいって萱からんねぐなたのに
(年とって萱が刈り取れなくなった)。

床はぬけそうだ。
130年もたったんだものすかたなえべ。

いえたでるべ。

  どだないえにすっべ。
予算もあるす。
  づんつぁはぶくさねていうす。

あちこち見てまわった。

いまはやりのいえはやっぱすきゅうぐつだなー
やっぱす木の香りのする家があんすんするなー

今の材料はえだますいな
      ーんだげんとつかうとなっとたいへんだー

古民家再生・・・・・・・金がかかりすぎる。

大工さんと相談する。
   柱、はり使てけろ。

ばりばりと崩れ落ちる。
  130年。
柱何本取る。

帯をかけて丁寧に運び出す。

ごしごし130年のすすを洗い流す大工さん。
古い材料は手間がかかる。

道端のヒノキも材木やできってもらて使うべ。

土台は友達の後藤さんにお願いする。
りっぱな土台が出来いよいよ大工さんの出番。

棟梁と父ちゃんで予定変更

なんとお蔵になってしまったや。
かべやさんもかっこ良く白壁、とだんやさんも立派につくってくれた。

棟梁益々張りきって近所の人もなにできっか、みにくっどれ。

予想以上の物ができていがった

おらえの家さ神様がたんといっから、大きな神棚もとりつけられた。

〒箱は棟梁の息子さんの手づくり、世界にひとつだ。

棟梁と、棟梁の息子さんそして父ちゃんのみんなのアイデアが詰まった家

 

 こだわり・・・・土間のある家・・・実際は土間ではなく石になってしまった。

        日向ぼっこの場所。ちょっとした休息場。

        古柱でテーブルと椅子を作る

        洗濯干し場。

        冬にばんちゃの植木を置くところ。

 こだわり・・・・木のぬくもりのある家。柱、はり、檜の板を使う。

 こだわり・・・・高い天井なので開放的になりのびのびする。

 

130年の柱とはりが再びよみがえった家。だいじにたいせつにつかてえぐべ。