和田酒造・あら玉の紹介

土地柄・創業

和田酒造.JPG雛とべに花の里で酒造りをはじめて200年以上になります。山形県河北町谷地は、山形空港の表玄関にあり、山形県の中央に位置しています。最上川の舟運はなやかな頃、内陸地方の米、紅花の集積地として大いに発展しました。この時代に活躍して商圏を広げた谷地の商人達はきわめて多彩な腕と度胸を持ち“谷地男”という異名が与えられたほどでありました。特に京都と谷地を結んだ交易を通じて、特産である紅花が京の文化をこの出羽の里に花開かせました。現在でも旧家には当時京よりもたらされた古代雛が数多く残っており、毎年4月2日、3日と月遅れの“ひな市”が立ち、旧家では雛の自宅公開が行われ、全国より愛好家が多数来町しております。
 当社は、寛政9年(1797年)、当地で酒造業を始めました。この間並行して、呉服店、石油販売など数多くの商売を手掛けておりましたが、昭和初期からは酒造業を専業として今日に至っております。


地元にこだわった酒造り

集合写真201702R.jpgすべて地元の蔵人で、地元に愛される酒造りを心がけております。当地は古来より米作りに極めて熱心な土地柄であり、反収日本一を何度となく記録しました。近年まで山形県で唯一の酒造好適米であった「改良信交」の栽培地としても知られております。
酒造用水は万年雪を頂く月山の伏流水であり、軟水の成分はきめ細かく、やわらかい酒に仕上げております。酒造期に入ってしばらくした12月頃より雪が静かに降り積もり、空気を浄化し、冷気は蔵内を清潔にし、酒造りに好条件が整い、まさに米、水、空気の三拍子揃った酒造適地であります。また、昔より蔵人は皆地元の人々であり、すべて地元づくしの酒蔵で、地元に愛される地酒屋を目指しております。




少量高品質、心の伝わる酒造りを目指して

26年度全国.jpg平成26年度開催全国新酒鑑評会にて。生産量のほとんどが地元消費であり、製造数量もごくわずかですが、質の高い、心の伝わる酒造りを目指しております。蔵人の技術向上のために出品しております全国新酒鑑評会において、平成に入ってから16回(平成2、3、4、8、9、13、14、15、16、18、20、21、24、25、26および29年度開催)の金賞を受賞しております。飲んでいただいた方が蔵の風景を思い描けるような、心の伝わる酒造りを目指してまいります。皆様の変わらぬご愛顧・ご愛飲をお願いいたします。