レアな旧規格軽トラック特集
エントリーナンバー1
ハイゼットis
’97年
レトロ軽ブームの真っ只中に登場した、レトロなんだかよくわからないハイカラなカスタム。色も白/紫の2トーンと常識はずれでした。
エントリーナンバー2
サンバークラシック
’97年
軽自動車のレトロブームの元祖は、ハウステンボス向けの特注サンバーバンでした。それを一般向けのディアス・クラシックとして発売したところ、たちまち人気に・・。
私が「トラック・クラシックなんてのは出ませんかねぇ」とスバルに要望したところ、「実用車ですから・・」と素っ気無い返事でしたが、新規格直前の買い控え対策か?遂にトラックにも発売されました。
スバル店扱いとJAサンバー両方にありました。秋頃復活との噂が・・?

エントリーナンバー3
営農サンバースーパーカスタム
’91年
同時期に出たアクティ・タウンの対抗馬(?)当時のサンバーは「パンダ顔」と呼ばれる丸目でしたが、これはディアスや後期型と同じ異型ヘッドライト。バンパー白塗装、フルタイム4WD、パワステ付きと特別でした。
カタログのモデルは、コロムビアの柳沢純子さん・・・(鶴光のオールナイトニッポンのアシスタントだったそうです)
キャッチコピーが「まるでウチの嫁みたい!」・・・・・・・・・・・。
あまり売れなかったため数年で消えました。おすすめ車種だっただけに残念!今のJAフルタイム4WDもこうすれば売れるかも?
エントリーナンバー4
アクティ・クローラ<参照HPあり
’94年
アクティ・アタックをベースに、後輪をクローラ(いわゆるキャタピラ)にしたオフロードスペシャル。
実は栃木研究所で試乗してきました。ホンダの説明では「最高速度80キロ」でしたが、オーバルコースのバンク(の一番下)を90キロで走りました。乗り心地もけっこうGOOD。低速でクローラのパターンノイズが気になるくらいでした。
肝心のオフロード性能は、耕したばかりの畑などは朝飯前。浅めなら、代かきした田んぼもOKでした。(実は途中で深みにはまってスタックしました)
値段は200万円弱だったと思います。ダンプを特注した人もいます。勿論一般公道も走れます。
ちにみに、ハーフクローラではなく、フルクローラーの「スノーティG1」もあります。こちらはストリートベースが近くのスキー場で活躍しています。
バリエーション?(資料提供:片平さんm(__)m
ハイゼット OFFROAD MAX ミニキャブ4クローラー
エントリーナンバー5
ハイゼット・ジャンボ
’84年〜
ハイゼットトラックの荷台を切り詰め、キャビンを拡大した「リラックスできる」トラック。バンのシートを流用し、リクライニングできるのがポイント。荷台長は170cm程度でしたが、兼業農家で通勤車という使い方で人気がありました。’95年からはカタログモデルではなく、特装車となりました。新規格にもラインナップされました。
TNアクティにも同じような「ビッグキャブ」がありました。

エントリーナンバー6
ハイゼット・デッキバン
たぶん’93年くらい〜
ハイゼットバンの荷台部分の屋根を切り取った、4人乗りのトラックだかバンだかよくわからないモデル。電気屋さんに人気がありました。新規格にもラインナップされました。
エントリーナンバー7
キャリィKC DD51T KKCJ−1
’91年
一見何の変哲もないキャリィですが・・・。普通軽トラックといえば、昇降性を重視するため、平べったいシートになっています。ところが旧キャリィの初期型は、サポート性を重視したシートになっていました。その直前まで運転席スライドすらしなかったキャリィKAを作っていたメーカーだけに、感動モノでした。
しかし、大柄な人や太目の人が乗ると膝が窮屈だったので、あえなく1年で普通のシートになってしまいました。
また、初期型ではウインカーがクリアレンズなのに対し、後期型は野暮ったいオレンジ色となりました。
旧キャリィなら初期型がベストだと思っています。
エントリーナンバー8
ミニキャブ荷台低下装置
’91年
ボタンひとつでリヤサスが7センチくらい(だったかな?うろ覚え)縮むシステム。ほとんどのミニキャブトラックに付けられるものだったと思います。作動しているところは見たことがありません。
エントリーナンバー9
キャリイKUターボ
’97年
550ccスーパーチャージャー以来、久しぶりの加給キャリイです。しかし、なぜか装備は低グレードです。
新規格になってからのターボはKC相当の装備になりましたが、ターボのパワーは旧規格の方が上だったりします。
エントリーナンバー10
キャリイクラシック
’97年
特別仕様車の丸目キャリイをベースに、メッキパーツを追加したもの。2WDしかなかったので、雪国では1台も見たことがありません。
つづく |