河北民報 2003年04月20日号

溝延に町営温泉の実現を
日本共産党議員団のこれまでの活動やこれから取り組むことについてご紹介します。

実現をめざします
介護老人保健施設の「紅寿の里」で四月から温泉掘削が始まりました。
「紅寿の里」では、入所者のリハビリや健康づくりに温泉を活用しようと積極的な取り組みを展開しています。

昨年十月の全協で

昨年十月の議員全員協議会(全協)で町より、「紅寿の里」から町有地に温泉掘削をしたいと許可申請が出ているので許可したいがどうか、という協議要請がありました。

分湯の条件を提案
この際、日本共産党議員団は「温泉掘削の許可にはおおいに賛成する。ただし町の土地に掘る温泉なので、うまく掘り当てた場合は分湯してもらい、地域住民のために活かしてほしい。」と提案しました。
町営の溝延温泉を
分湯が実現した場合、溝延温泉(仮称)を作るには、住民が利用しやすいことやレジオネラ菌対策など衛生管理が大事です。
議員団は皆さんのご意見をお聞きしながら、ひなの湯のように町で建設し、町で運営する温泉施設づくりに取り組みたいと考えています。

舟戸真木線が再着工に
広い道路が途中で途切れたままで、長い間待たれていた町道舟戸ー真木線が平成十七年度から再着工される見通しとなりました。
日本共産党議員団は、議会の質疑や、道路整備担当の産業建設常任委員会などで取り上げ、繰り返し早期着工を求めてきました。
町はこのほど平成十七年度からの着手を表明、また最近になって地元の地区役員を集めて、説明会も開催しています。

地元活性化に役立つ道路を
道路の建設にあたって町は、地域の活性化に役立つように、住民の意見を十分に聞き取る必要があります。
議員団は今後とも、地域の要望がしっかり反映され、地域活性化に役立つ道路が、早期に実現するように取組む考えです。

郵便口座からも 税金引落しを
現在、河北町では、町民税や水道料金などを郵便局の貯金口座から引落しができません。
議員団は、住民の利便をはかるため、銀行や農協と同じように郵便局からも口座引落しができるように取組みます。


実現に尽力しました


溝延幼稚園の給食を改善

議員団は、低単価の業者委託で内容が悪かった溝延と西里幼稚園の給食について「町営保育所の場合は食材費だけで180円で、内容は4~500円相当の給食なのに、幼稚園の場合は180円のなかに食材費、人件費、光熱水費、利潤も含まれるのでお粗末過ぎて大問題だ」と繰り返し取り上げ、13年度から改善が実現しました。

町営路線バスを実現
今後は 小型車両の追加導入などで「利 用できるコースを利用できる時 間に走る」ように設定し、町外 との接続も実現し充実させます。