新アクティトラックのSTD、SDX、ATTACKにステレオを取り付ける方法
※’00年12月以降は上記のグレードにも比較的簡単に取り付けられるようになりました。

 新アクティトラックのオプションカタログを見ると、トラックのSTD,SDX,ATTACKにステレオとオプションスピーカーの適用がありません。
 そして、なぜかバンには適用されているのです。

 最初はそれが何故かわからず、「ステレオを付けるためにはTOWNを買わなければならないのか?」という話題になりました。しかし、それではあまりにも不条理です。

 AMラジオ純正モノラルスピーカーは、ハンドル右側のヒューズボックスに入っています。それに対し、TOWNの右スピーカーはドアトリム下についています。(最低限のスピーカーで、場所も悪く、ちょっと耳の肥えている人なら、こもって聞くに絶えない音質です)

 SDXなどにステレオスピーカーを付けるには、「ヘッドユニット&スピーカー取りつけアタッチメント」(5000円)が必要です。まずドアポケットのふたをはずし、付属のふたと交換します。





 タウン以外にはAピラーの付け根の部分にコードを通す長穴が開いていませんでした。
 タウン以外にステレオが付かなかったのはこのためです。一応ケガキはされているので、穴をあける方法もありますが、ここのピラーは強度部品のために頑丈で、かなり大変そうです。そこで、コードを延長し、一旦ボンネットの中に出し、フェンダーを通ってドアにひき込む方法がよいかと思われます。

 まず、コードを延長し、アクセルペダル奥の電装系の穴からボンネットに出します。
 続いてドアコードの防水部品の車体側をカットし、ビニールテープでぎっちり巻いておきます。(そのままでもいいのですが、邪魔そうなので)
 延長したコードを適当な長さに切り、防水ギボシ端子でつなぎ、ところところストラップやテープで止めればできあがり。
 純正以外のデッキを付けた場合、どうせコード延長するなら、最初からハイグレードスピーカーコードを通してしまうのもいいでしょう。この場合、防水ジャバラだけ流用します。

こちらも参考にしてください。

本格派へ>スピーカーの位置が低く、特に高音の抜けが最悪なので、トゥイーターか、12cmセパレートスピーカーを取り付けることをお薦めします。ホンダ純正オーディオであれば、純正のものを。社外品デッキで2Ch余っているのであれば、それぞれのメーカーのトゥイーターをインパネ上部に付けた方が楽ですし、前から聞こえてGOODです。

とりあえず派へ
>Yahoo!オークションで純正ステレオが結構出ています。これはCDを追加する場合、オーディオ自体から交換しなければいけないためです。安くFMとカセットだけを取り付けたいのであれば、落札するのもいいでしょう。もしお近くのプリモに眠っていたら、交渉してみればいかがでしょうか?スピーカー取り付けが大変だと思ったら、小型のボックススピーカーをシートの下に取り付ける方法もよさそうです。



タウン標準スピーカーとOPのカーボンスピーカー。カーボンスピーカーは低音こそ足りないものの、バランスは良い。これにトゥイーターを組み合わせれば、ほとんどの人は満足するはず。

運転席側ドア内張りの裏側。これがドアポケットの部品

運転席シート裏に収まるパイオニアのチューンナップウーファー。音は足元を抜けて増幅される(はず)。

CDチェンジャーは助手席の下に収まった。これでもまだまだスペースはある。

トゥイーターはこの位置。適当なL型金具を両面テープで貼って取り付けた。

田運號のオーディオ
ヘッドユニット:SONY XR-747
10連装CDチェンジャー:SONY CDX-A55
トゥイーター:SONY XS-H66
メインスピーカー:ホンダ純正OP カーボンスピーカー12cm
チューンナップウーファー:パイオニア TS−LX40

感想:結構堅くて元気のある音。ポップス向き。低めのヴォーカルが届きにくいか?
低音の切れは悪い。ひずむほど低音を出すとお尻に振動が伝わる。

交換しました
ヘッドユニット:SONY XR−C3100
ロータリーコマンダー:SONY RM−X4S
10連装CDチェンジャー:SONY
トゥイーター:SONY XS−H66
メインスピーカー:SONY XS−J1320 13cm
チューンナップウーファー:パイオニア TS−LX40
デッドニング(ドアの穴をふさぎ、スピーカー裏に制振材、吸音材を貼ること)しました。



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