とにかく広いここが○と×
02年式TT1 TB 2WD 前400:後330kg 約55:45
スバルサンバーは、元々スバル360をベースに、トラックのボディを載せたという生い立ちがあります。リアエンジン、4独サスペンションはその名残です。ホンダアクティと並んで個性的で、熱狂的なファンを持つトラックと言えるでしょう。
4WDのMTは従来通り5速+エクストラロー(以下EL)で、後退ギアはELとほぼ同じギア比になっています。 実際の現場では副変速機よりELの方が使いやすいと感じます。 りんださんのサンバー(納車初期) イメージチェンジ後 チャージャーさんのスーパーチャージャー ユウSTIさんの初期型TC。初期型は黒バンパーでした。 サンバーのアオリの秘密
以前「メーカーにお願い!」掲示板へ書き込んだ、鳥居が弱いという内容について、スバルが対処してくれることになりました。 現行サンバーのノーマルの鳥居は、丸パイプを加工してありますが、初めて木材の運搬に使用した時に、乗せただけでボディへ底付きしてしまうほどでした。 で、ディーラーへクレームをつけ、メーカーからの回答を鳥居の積載可能重量を含め回答してもらうことになりました。 納車は6月で鳥居が曲がったのが7月だったのですが、なかなか返答がもらえず、先月末にようやく返答がきました。 丸パイプの材質の厚さは1.2mmで、積載可能重量は100kgとのこと。私は通常100kg程度の積載を行うとメーカーに告げていました。 で、私以外にも同様のクレームが5,6件あったため、強化鳥居を制作してもらうことになりました。外観は全く同様で、材質の厚さを1.4mmにし、150kgまで積載出来るようにしてあるとのことです。丸パイプの内径はゴムキャップのこともあり同寸ですが、外径は少し大きいような気がします。取り替えを行ったメカニックも同様の事を感じていたようです。厚さ分だけ大きくなっているのかもしれません。(つまり0.4mm) さらにその提出レポートには、あの鳥居をダイハツから購入している事も記載されていました。確かに現行の前期モデルハイゼットも丸パイプの鳥居でしたからね。 同じと言えば同じですが、サンバーに取り付けるために加工をしなくてはいけないし、マイナー後はハイゼットの鳥居も角パイプになっていると思うのですが、サンバーは未だ丸パイプのままですよね。人件費削減のため、加工そのものからしてダイハツにお願いしているのかもしれませんね。あおりだけではなかったようです。3ATはスズキ製ということですし。(こちらは未確認) サンバーもマイナーチェンジされましたが、もしかしたらこの対策品の鳥居になっている可能性があります。このことをメーカーに問い合わせましたが、教えてもらえませんでした。(教えてくれないというのがかえって怪しいので) アキヲ研究員のTCハイルーフのインプレッション どうも、新米研究員のアキヲです。 サンバーのインプレッションとしてメール差し上げました。 少々ばかり余談を。 先にも申しましたが、私はスバルファンです。 (わずかな期間でしたがスバルのディーラーマンもしていました) 免許暦12年のうち90%を軽自動車で過ごしたその内訳は L200ミラターボTRXXアヴァンツァート 4年8ヶ月/92000km KK3ヴィヴィオビストロECVT 2年10ヶ月/58000km RA2プレオRS4WD 2年6ヶ月/30000km そして現在 BP5レガシィツーリングワゴン2.0i 1年10ヶ月/28000km そして勤続5年目になる現在の会社では 旧規格ミニキャブパワーゲート 47000km 新規格ミニキャブ 28000Km 現行キャリィ 14500Km とにかく、私はこれまで軽(乗用、貨物とも)自動車に縁が深い生活でしたし、現在もそれが続いています。 さておき。 そういった経緯で自宅の軽トラックをそれまでのダイハツからスバルに変えたのは私のゴリ押しからでした。騙されたと思っていっぺんスバルに乗ってみよ、と。 かくして、まだ納車から4ヶ月、走行距離2000Km足らずの我が家のサンバー君、それまでダイハツしか乗ったことの無かった父もいたく気に入った様子です。 これなら乗用車の代わりになるなんて言ってました。 我が家のサンバーは04年10月に新たに加わったTCハイルーフ仕様です。 農業用務メインなので駆動方式は4WDです。(これまでのハイゼットも全て4WDでした。) 最初はノーマルのTCで話が進んでいたのですが、オーバーヘッドコンソール、ドアポケット、そして何より「アンサーバック付電波式リモコンドアロックキー」、これが父の気に入ったと見えて最後の最後で変更になりました。本当ならスーパーチャージャーも考慮した様子でしたが、長距離巡航をしないのならNAで充分です、というディーラーマンの進言でNAに落ち着きました。 それまでのダイハツと思うとえらく高価な買い物に思えたみたいですが、エアコン、パワステ、AM/FM付カセットステレオ、さらにキーレスまで付いており、加えて運転席エアバッグ、低公害車両、衝突安全ボディのおかげで、それまでより任意保険の掛け金も(若干ではありますが)安くなったようで、この点でおおいに賞賛していました。 今までのにはどれ一つ無いものばかりです。 さて、レポートと参りましょう。 1)動力性能 正直、これまで4発の軽にいろいろ乗ってきた私ですが、自然吸気でこれだけの走りならなんら3発と比較してデメリットは無いと素直に思えました。いえ、4発ゆえの回転のスムーズさなどのメリットの方が先に立つ気がします。元来、4発は3発に比べトルクが薄いなど、特に軽トラックでは重要視される出足が重いことがハンデとされて来ましたが、もはや克服できたと言っていいのではないでしょうか。実際各社の軽トラックと並べてゼロ100ダッシュさせても決して負けないと思います。 いざ走り出せばまさに快速!多くの軽トラックの例に則って2速発進をしてみますが、4発エンジンのスムーズさのおかげかサンバーは1速で発進しても「つんのめり感」があまりありません。ギアリングが適度にクロスしているようで、どのギアからでもアクセルを踏んだ通り素直に加速。絶対的なスピードこそないものの、「よく走る」というのを形に表すとこうなるのでしょうね。非常にワクワクした走りをしてくれます。「ヒュオ〜〜ン」というエンジンの甲高い唸りと「ボォ〜〜ン」という排気のやや野太い音が絶妙にマッチして、レーシーな雰囲気。走り出せばそこはやはりスバル一族、走る楽しさもきちんと味わえます。高速の100km巡航くらいならこのNAでも楽勝です。赤帽のベース車というのも素直に頷けます。軽トラという見方でこのクルマに乗ると思わぬうれしい裏切りを受けることになるでしょう。 2) 操縦性、乗り心地 ハッキリ言って、これは軽トラとは言えません。 乗用車と共同コンポーネントで生まれた、その伝統をかたくなに守るサンバーならではの武器といって差し支えないと思います。RRゆえ空荷で乗ると多少ハンドルが切れすぎる感じは確かにありますが、不安を感じるレベルではありません。とにかくソフトで粘るその足がもたらす乗り心地はソフトで、これも運転していて非常に楽です。多くの他社トラックがビニール張りのシートを採用しているのに対してサンバーは肌触りも優しいファブリックシート。これは使いようによっては埃を帯びたり水濡れしたりと、その恩恵がアダになることもあるかも知れませんが・・・小回りも利きますし(最小回転半径3.9m)、スバル4WDの走破力で圃場や畦道でも文句無い実用性です。 3)スペース、装備など いまやダイハツとこのスバルだけになってしまったフルキャブ一番のメリットはやはり居住空間の広さでしょうね。会社で使用しているキャリイに慣れている今、サンバーのこの広さは「おおっ!」となってしまいます。このフロアのフラットさはオートマなら助手席へウォークスルー出来そうな程です。 最近はどんな車でも収納スペースを稼ぐことに心血を注いでいるようで、その充実には驚きます。特にこのハイルーフはドアポケット、頭上にコンソール、助手席シート下にサブトランク。ちょっとした書類や小物をしまうにはこれらの装備は非常にありがたいところです。 先にも述べましたとおり、快適装備も充実。エアコンあり、FMカセットあり、キーレスあり。給油もキーを使わず車内からレバー操作でワンタッチ。これでパワーウィンドウとリモコンミラーが付けばもはや乗用車と遜色ないクルマです。 かようにべた褒めいい事尽くめ、絶賛したサンバー君ですが、こうならもっと良かったかな、という細かい注文をつけるなら @ ハザードランプのスイッチの位置。これはハンドルポストでなくダッシュボードの方がいいと思います。営業仕様などで停車を頻繁にする場合などにはその使いやすさの差はより出るのではないでしょうか。 A キー抜き忘れブザー。通常はエンジンオンのときは鳴らないのですがサンバーはいつでも鳴っています。半ドアウォーニングと考えれば良いのでしょうか。 最後に、これは私の戯言というか無理な望みですがポツリとひとつ。メーターがデジタルオド&トリップカウンターで指針も発光するタイプなら文句なしです。それと現在多くのクルマに採用されているECOモード(経済的な運転を促す装置)は環境保護が声高に叫ばれている今、軽トラにもあっていいと思います。 思いつくままいろいろ書いてみました。 さて納車半年を経て、現在走行2000キロを少し越えたところです。近郊の畑仕事やお使いに使うぐらい(しかも大半は父が休日に使うだけ)なので、月300キロそこしか距離が伸びません。せっかくいいトラックなので、私も今後は折に触れていろいろ使いたいと思います。 D型(2001年8月改良)スーパーチャージャーユーザー、Yuniさんの納車1ヶ月コメント
モデルTT2D
今度のマイナーチェンジは公式には2回目なのですが、モデル番号を見るとTT2Dになっています。スバルは最初のモデルがAでMCごとにB,CとなっていくはずなのでTT2Cかなと思っていたら、どこかでこっそり変更があったようです。 デフロック 新規格になってから、メーカーオプションからも外れてしまったデフロックですが、JAサンバーで復活したようです。取説にJA仕様のオプションとして扱い方が載っていました。 知ってたらJAサンバーにしたかも!ちょっとくやしい、でもデフロックが必要な状況って年に一回あるかなしかですから、安全第一の運転で我慢します。 (あだっちゃん:デフロックはJAダンプの装備のようです) 燃費 新車草々、仕事の都合でもっぱら通勤車になっています。まだ慣らし運転中ですから、そんなに回さないのですが、平均15km/lくらいです。積載40kg一人乗り山道半分平地半分、 650m(自宅)→550m→1250m(仕事場)、全部田舎道の往復110kmという条件です。標高1000m超えると過給の有難さを感じます。もともとスーチャーって飛行機用だったんですよね。 ダットラ(1800ccキャブレータガソリン車)の倍近く走ります。3000円で給油できるなんて感激!。同じEN07SCのPLEO RM の場合、20000km超えてから10%くらい燃費が良くなりました。今後が楽しみ。 オーディオ SONY製1DINのCDにしました。スピーカーはスバルの純正のまま(ディーラーオプションでつけてもらった)ですが、意外にパワー入れても壊れません。音的にはもう少し良いスピーカーに変えたいです。 SONYのウリのひとつDSOシステムによるバーチャルスピーカーが結構良い感じです。本当にダッシュボード上から音が聞こえてトゥイーターの追加は要らなさそう。そのかわり低音が若干軽く感じるのでサブウーファーは欲しいかも。とりあえずメインSPをグレードアップして、デッドニングもしてから考えます。 走り 電動パワステがすごく軽くてはじめはとまどいましたが、慣れました。山道ばっかり走っていますが、低速トルクがかなりあるのでハイギアードなわりに4速の守備範囲がとても広く使いやすいです。 フロントサスが柔らかすぎで、ロールが大きいのにあのシートですからでドラポジのキープが大変です。実際は限界性能がかなり高く、また以前のサンバーに比べてもRR的な癖が少ないニュートラルな感じで扱いやすいです。ただし、急坂登りタイトコーナーの立ち上がりで吹かすと前輪が上がってしまい怒アンダーになります。またタイヤがパワーに負け内輪がスリップしコントロールが難しいです。タイヤをグレードアップしたらもっといけそうですが、これ以上攻めるにはシートの改良が急務でしょう。 ディアスSCのスタビライザーが装着可能なら試してみたいです。LSDは無いでしょうね。(スタビはフレーム側にホルダーを溶接してしまえば装着できるそうです) プロジェクトSSSS パートタイムでフルタイムは実現するか? サンバーの歴史などについてはこちら (550ccまでの歴代サンバーが載っています) 現行サンバーディアスユーザー、Forestaさんのページ |
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