真木農園
999-3521 山形県西村山郡河北町大字田井36 Fax 0237-73-3980 E-mail cherry-tm@hinanet.ne.jp 

真木家の小さな台所での一コマをご覧ください。ズーズー弁がたくさんでますよ。

いるか汁(いれかずる)

さくらんぼの収穫がようやく終わり、ほっとする間もなく次の果物の摘果が始まり、
さなぶりもなえなんて・・・ほんて百姓は百の仕事をこなさんなねなだなー

このところ、涼しい日が続き稲の成育にも影響がでるのではないかと案じています。

10年前にもやはり涼しい夏でしたが夏の終わり頃に暑い日が続き、
助かったとほっとしたのが思い出されます。

なつはやっぱりあっつぐないとうまぐないなー。

夏いも(じゃがいも)の収穫が始まると「いるか汁」のおいしい季節です。
いまでこそいるかは高価でふだふだ(たくさん)食べるというわけにはいかないのですが、
昔は安いためどっさりいれて食べたものです。

夏の芋煮会は「いるか」がはいっていました。

秋にはやはりいもこ(里芋)がおいしいです。
昔は二回芋煮会をやっていたのですね。

皆さんもいるか汁一度作って見てはいかがですか。

材料
作り方
  • いるか
     (塩くじら)
  • じゃがいも
  • 人参
  • 玉葱
  • 絹さや
  • 木綿豆腐
  • 長ねぎ
  • だしの素
  • みそ
  • いるかはできるだけ縦に切る。
  • じゃがいも、人参、玉葱、いるかをいれ、煮る。
  • 木綿豆腐、長ねぎ、だし、みそをいれ味を整え、最後に絹さやをいれ彩りを良くする。

意外と簡単でおいしいですよ。

昔は腹いっぱい食べて食べた後排泄物に油が浮いて病院に走る人がいたとか?

ご注意あれ。

最上地方では、山菜汁にいるかが入っていましたよ。
これもおいしい、絶妙な味わいでした。