真木農園
999-3521 山形県西村山郡河北町大字田井36 Fax 0237-73-3980 E-mail cherry-tm@hinanet.ne.jp 

真木家の小さな台所での一コマをご覧ください。ズーズー弁がたくさんでますよ。

菜っ葉ずげ(青菜漬け)

11月末初雪の便りが聞かれる頃、青菜の収穫です。

畑からとってきて、少し干してしんなりとしたら、
洗って水を切り漬けこみます。

そのままぶっつけする人、
二度漬けする人それぞれの家の代々伝わる無くてはならない

冬の保存食です。

漬ける人の舌と、腕、
そして長年漬けこんだ樽がかくし味となり
それぞれの家庭の味になっています。
まさに樽がぬか床の働きをします。

母ちゃんの家でも以前は
風呂桶より大きな樽に菜っ葉漬けをつけていたのですが、
かたずけるとき重くて大変なので今はポリ樽に変わりました。

そのため、樽からの味は残念ながら出ないのです。

最近では、
漬物をつける家庭がだんだんと少なくなってきています。

特に若い人たちは、
漬物を好まなくなっていることは残念です。

我が家では、おかずがあまり無いから、漬物がおかずです。

小さい頃からそんな食生活のため子供たち皆漬物は大好きです。

採りたての野菜でつけるため、柔らかくおいしいですよ。

母ちゃんは家庭の食卓の中で、昔ながらの味を伝えていこうと思います。

菜っ葉料理

  1. 納豆菜っ葉 ・・・・菜っ葉をみじん切りにきって納豆と混ぜる超カンタン。
  2. 菜っ葉の煮びたしつぶし豆入り・・・水煮して味をつけつぶし豆をいれると絶品。
  3. 菜っ葉おにぎり・・・・菜っ葉の葉の部分でおにぎりを包むすこし焼くと香ばしい。
  4. 菜っ葉チャーハン・・・・肉の変わりに菜っ葉を入れる田舎の味です。
  5. 菜っ葉の白和え・・・塩分を少し抜き豆腐、砂糖を入れ和えるシャキシャキ感が絶妙。
  6. 菜っ葉いため・・・・少し塩分を抜きトウバンジャン,ごま油で炒める中華風。
  7. 菜っ葉の味噌づけ・・・・塩分を抜き、味噌砂糖で漬ける。ご飯がすすむ。
  8. 菜っ葉の粕づけ・・・・粕にそのままいれ、三回くらい漬け返す。

菜っ葉のおにぎりを子供に持たせたら学校で取り合いになったと話していた。

納豆菜っ葉は毎日のように食卓に出ます。